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qmail格闘にっき2003年11月


2003/11/18

2003/11/17
qmailの続き。ちなみにqmailは"qmail"であって(全部小文字)"QMAIL"でも"QMail"でもないので注意せよとqmail.jpには書いてありました。(あとで調べたらそれぞれ別の物の名前でちゃんと存在するんですねぇ(^^;)
それはさておき、qmail騒動はまだ続きます。Message Transfer AgentはDomain Name Systemに密接に関わっていると前に書きましたが、今回、それがよく分かる事態となりました。前日のうちに設定とインストールも終え、ローカルでの動作も正常だったqmailですが、どうにも着信のテストに失敗してしまいます。とりあえず自分が元々持っているctyのアカウントからメールを出すんですが、これがエラー吐いて戻ってきてしまうという症状。要はmail.halki.netが見えてない、と言うことなんですが。仕方がないのでもう一つyahooにあるアカウントからもテストしてみると、これもダメ。にっちもさっちも行かなくなって、ちと知り合いに手伝ってもらうことに。するとこれはうまく届く。無論返信もうまく飛んでいきます。ということでこれにてqmail騒動も終結の運びとなるのであります。が、なんでctyから届かないんだろう(^^;

2003/11/16
まずまずの滑り出しを迎えたhalki.netですが、まだまだやることが。それはMTA。qmailを使おう!というところで各種文書を読んでみましたが、分かったような分からないような…ともかくよく分からない場合はportsを使ってみようということで、qmailのportsを入れてみることに。
さてこれがさらによく分からない。素のままのqmail、というわけではなかったりして、解説文書が微妙に役に立ちません。結局動いてくれないので、これはアンインストールして素のqmailを入れ直すことに。素のqmailを入れる場合、問題はコンパイル前のコンフィグ。MTAはhttpdと違ってDNSと密接にかみ合って動作しますので、うちみたいに自前のDNSがない場合は普通に./configしてもうまく動いてくれません。そこで
./config-fast mail.halki.net
と入れてコンフィグしますと、そのホストネームでqmailがコンパイルされます。あとはmake setup checkしてインストール完了。実際にはqmail-usersの設定やaliasの設定など、必要最低限やることが他にもあるわけですが、その辺はqmailの日本語解説を隅から隅まで目を通すと全部書いてあります。自分もこれだけでなんとかしましたし。
そして動作確認。これもqmail.jpに書かれている通りのことをして無事に動作確認終了。さて今度はpop3への対応です。これができないと普段使っているWindowsマシンからメールチェックできなくなるので重要。さてその設定ですが、これがqmail.jpの文書を読んでもよく分からなかったりするのでgoogleで調べてみたりしてどうにかこうにか動作に成功してみたり。

2003/11/15
さて無事開通しましたのでさっそくサービスの準備を始めます。まずはルータの設定から。外に晒すのはhttpとftpだけなので、ルータの設定でその2つのポートをこじ開けます。そして今度はDNS設定。今回、実はダイナミックDNS用にDNSサーバーを借りてあったのですが、固定IPになったため、結局そのDDNSは使わなくて済むことに。また、そんなに多くのホストネームを付けることもないので、halki.net.を登録したルートDNSに設定するだけで充分まかなえるようです。
固定IPの場合は自前でプライマリDNSを立てても良いそうですが、さすがにそこまでの技量がないので今回は却下(^^;。さて、DNSの設定も終えまして、あとは行き渡るのを待つばかり。通常、DNS設定が伝搬するのには早くて2日とか言われていたので、あんまり期待はしてなかったのですが、まぁ一応ということで適当なproxyを経由して自サイトのURLを叩いてみることに。
するとなんと、設定してから10分ほどでしたが、きちんと表示されるじゃないですか。まぁ国内のDNSに国内のProxyからアクセスするので時間はかからないのかもしれませんが。ともあれ、これで自宅サーバーの第一段階はクリアしたということらしいです。

2003/11/14
0時をすぎてもまったく繋がらないので、朝になってからサポートに電話することに。こちらも朝から仕事が入っていますが、その合間を縫って応対。むやみにバタバタする羽目に。
最初に電話に出たのは若い女性のOPさん。軽くWindowsの設定確認から。そんな確認はこっちはすでに何回と無くやってるんじゃゴルァ、と言いたい気持ちをぐっと抑えて大人な対応で通すことに。一通り指示に従ってこなしたところで結局復旧せず。ルータの方も同じような感じでいじったもののまったく状況は変化ありません。「局の方で確認して折り返し電話する」というのでいったんこれにて終了。こちらは仕事をしつつ電話を待つことに。
同じOPさんから再び電話。仕事の合間を縫いつつ、1階の仕事場から3階のルータ部屋まで往復往復、ひーひー。しかし状況改善せず。ここで「もう一度局で確認しますので」ということで再び電話待ちに。
3度目の正直で、今度はちょっと落ち着いた声の女性のOPさん。会話の内容もちょっと上級者向けのやりとりに。で、OPさん曰く「今からモデムを強制リセットいたしますので、しばらくお待ち下さい」。しばし後、「どうぞお試し下さい」と、はたして今度は無事開通。
結局何事だったのかと問うと、局の方では11日の段階で切り替えの設定をしていたのだが、モデムが古い設定を保持したままになっていたのだという由。と、まぁこれにて問題解決。ここまで3時間ほどかかっておりました。

2003/11/13
結局南極(死語)ルータは新調することに。そしてついでに家庭内LANの全100M化もやってしまうことにした。全100M化といっても、HUBを1台交換するだけで作業終了。最近のHUBはイーサケーブルの極性を自動判断してくれるので、極性がめちゃくちゃになっている自宅のLAN環境も、まったく無問題で機器更新できてしまうのはめっぽう楽です。いい時代だねぇ。
そしてqmailの方は未だに勉強中だったりして。
新調したルータはケーブルを繋いでモデムをリセットして待つことしばしで無事認識。これも無問題で機器更新終了。しかしこの夜から悪夢が始まることになろうとは予想だにしなかったのでした。
さて午後6時過ぎ、グローバルは14日から使えるということでしたが、特に切り替えの時刻までは指定されていなかったので0時から使えるものと思い、もう夕方なのですでに局側は設定できてると予想、ルータの設定をグローバル用に書き換えて再起動してみる。モデムも再度リセットして一応コネクションは張れたよーなので、とりあえず外に向けて接続ー。
と、繋がりませんが(汗)
仕方がないのでもう一度設定を元に戻すことに…こっちも繋がりませんが(滝汗)
何度も両方の設定を行ったり来たりしましたが、両方ともまったく繋がらなくなってしまいました。仕方がないのでその日は諦め、早々に床につくことに。どーも犯人はモデムっぽいのですが…さて。

2003/11/12
さっそくctyにグローバルアドレスの申請。するとこれまた速攻で返事が返ってきて、さっそくOKが。14日から使えるらしいので、これに向けてこちらの準備を進めることに。
準備と言っても大半のことは終わっていまして、あとはDNSが働かないと使い物にならないMTAの設定くらいしか残っていなかったりもしますが。
ついにqmailに手を出すことに。巷で定評があるので導入することにしました…が、なんかややこしそうな。とりあえずqmailの日本語解説に目を通しはじめる。
それと平行してどうやってルータの内側に置いたサーバから発信するかを検討しておりました。今あるNetgenesisCATでもまず問題はないんですが、唯一ftpで問題があることが発覚。それはPASVモードが使えなくなる、という点でして、昨今CATVやADSLなどクライアント側がIPマスカレードに隠れてることが多い環境では、PASVが使えないとすこぶる不便なのです。結局この問題を解決するにはルータを新調せねばならないということで、ここで出資するか現状のままとりあえず進むかの選択を迫られることに。

2003/11/11
いよいよグローバルアドレス取ってしまわないといけないかなぁというわけで、ctyへ問い合わせ。即答されてきた、はやー(^^;
問い合わせの内容は、要するに『取ったグローバルでサーバー運営してもいいですか?』という単純なもので、その答えは『OK』ということです。

2003/11/09
今日もタンブランへ家族総出で出かけてみたり。さすがに開店当初の勢いはなかったですが、それでもお客は切れなくてさすが。で、旧店舗跡に開店する『タンブランのパン屋さん』についての情報を、聞き出してみる。12日開店予定らしい。


halki@halki.net