基本の流れを最初に言っておくと、
線画レイヤで範囲指定 > 選択範囲の拡大 > 塗りレイヤで塗りつぶし
となる。
それでは実際の流れを見てみる。まず、「塗りレイヤ」を新規に作る。
そして、先にできている線画レイヤから、塗りたい範囲を自動選択で選択していく。このとき同じ色の部分はShiftキーを押しながら次々と選択していくと一気に塗れる。
選択範囲が確定したら、次に範囲を一回り大きくする。これは解像度を上げたときに、主線と塗りの間にすき間が生ずるのを防ぐためである。大きくする範囲は1ドット。これ以上大きくするとはみ出す。
範囲指定ができたらレイヤーを切り替えて、塗りつぶす。
これを繰り返す。
影をつけるときも基本は同じだが、塗りつぶすのではなく、範囲の中をエアブラシで塗っていく。
そして、できあがりはこのようになる。
これで、絵はできあがり。背景や文字などが必要なら入れていくが、文字は解像度を上げてからの方が仕上がりがより綺麗になる。