スキャン取り

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スキャンを取る

原画ができたら次はスキャンを取る。
使う機種はキヤノンのCanoScan FB 310。パラレル接続、光学解像度300dpiの機種である。
さて、ここで気がつく人もあるかと思うが、最終出力は600dpiの予定だった、そして原画を大きめに描いていたとは言っても、各辺2倍もの大きさにはしていなかった。つまりこのままでは解像度が足りないということになるのだが…
スキャンダイアログ
スキャン時のTWAINダイアログの様子を示す。見ると分かるがスキャン解像度はこの機種の最大光学解像度である300dpiにセットされている。スキャンドライバの補完機能を使って600dpiにしても良いのだが、それでは作業中のデータサイズが大きくなってしまい、作業能率が大幅に落ちてしまう。よって、ここでは300dpiでスキャンしておき、最後の仕上げの段階で600dpiに持ち上げるのだ。
そして、フルカラーモードでスキャンしていることにも注意してほしい。これは原画のラフ線の色である青成分を、こののち取り除くために必須となる。


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